秋分 木の家のお手入れ コマの跡 運動会
今日は秋分の日。
「暑さ寒さも彼岸まで」といいますが、まさにそんな感じです。
雷も激しかったそうですね。
ぐっすり寝ててまったく知りませんでした。
これで、夏の空気が秋の空気に変わってくれたことでしょう。
事務所の前のいちじく。
ちゃんと鳥さんにも残しておきましたよ。
何という、鳥なんでしょう?
こちらは、4年前にお引き渡しした住まい。
といいうのは、この住まいの外壁の杉板は、何も塗装していないのです。
外壁に板を張った場合のメンテナンスについて時々質問を受けますが、
実際のところ、どうなんでしょうか?
こちらは、竣工時の写真
こちらは、現在の様子
4年経つと、こんな風に変化します。
それで、住まい手の話は、あくまで個人的な意見として前置きされ・・・
「塗装がはげていくのを見て暮らすより、木の色が自然に変わっていくのを見て暮らすほうが良いと思っている。もうすぐ4年になるが、自然な風合いが増してきて、何も塗らずに良かったと思っている。また、痛みが激しく(朽ちてきたりしたら)なってきたら、張りかえたら良いと思っている。 その時は、今と違う張り方をしてみるものいいかな、と思っている」と
塗装をするということは、その塗料の耐久年数や経年変化によって、塗り替えなどのメンテナンスが必要になる。逆に、何も塗らないということは、数十年後に張り替えを覚悟しておけば、それまではメンテナンスフリーなのです。板張りの外壁のメンテナンスについて、私は、こんな風に説明をしています。
こちらは、私の家の床のアップ。なんのキズだかわかりますか?
実は、鉄芯コマの跡なんです。私の住まいは、中古住宅を購入し無垢材でリフォームしたのですが、引っ越した当時6歳だった息子が、コマをやったんです。幼稚園でコマを習ってきて、私に見せようと、家でも一生懸命練習してたようです。仕事から帰ってきたら、いたるところにこの跡が。
ふだんお客様には、「床のキズも家族の想い出、歴史です」と、お話ししていますが、この時ばかりは、ヘコミました。
その息子も今は6年生。先日の運動会で、校旗を持つ役を務めました。
今、その時の床のキズのこと、笑って話せる良い想い出になっています。
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