木の香る音楽室、心地良い庇空間、Ritsh
今日は、木造公共建築物完成見学会にでかけてきました。
彦根東高校の特別教室棟。木の香る音楽室。
びわ湖材を使い大きなスパンを可能にする木組み。設計の工夫と精巧な施工の賜物。
安定感があり、大変心地良い空間でした。
それから、木の香るのには訳がありました。
写真ではわかりませんが、柱や梁はもとより、床や壁の杉板に一切塗装をしていません。
塗装をするとどうしても木の香りはあまりしなくなりますから。
設計者の提案か、県の担当の方のお考えか・・・共感しました。
こちらは廊下。ハイサイドライトからの光が心地よい。
実は今、朽木である施設の設計のお手伝いを。
同じような空間。朽木らしさを込めたいと考えています。
こちらは、守山市にある、地球市民の森、森づくりセンター。
心地よい庇空間がありました。それにしても深い。雪の多い朽木では、厳しいか・・・
セミナールーム。スチールとのハイブリッド。軽やか。ここにも設計の工夫と精巧な施工の賜物が。
全体的に塗装してあるようでしたので、あまり木の香りは・・・。用途を考えると仕方ないのか・・・。すみません。
ロビーに気になるものが。
滋賀県産の薪ストーブ「Risth」。ココクール マザーレイクセクション2012に選ばれた逸品。
お一ついかがでしょうか。
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