2012年04月25日
「普通」とは
今日は、午後から芦屋まで行ってきました。
私の好きな建築家の一人、中村好文さんの設計塾に参加するためです。
もちろん、感想は、行って良かった!
これまで、住宅設計をする上での考え方、気をつけていること、感じていることが、
より明確になったからです。

今日のお話しの真ん中にあったのは、
1.要望書の行間を読む
2.普通でちょうどいい
3.二人三脚
また、先生の進め方もおもしろかった!
受付後、会場に入ると、くじ引きで決まった席に着き(これが自動的にグループ分けされていて)
まずは、先生の前述の3つの設計作法が綴られた資料(本から抜粋)を読み、
自分なりの感想をいだき、そのグループで意見交換をする。
そして、近作3例の住まいのお話しを聞かせていただき、
その後、休憩を取りながらグループで「どう見た?、どう聴いた?、どう感じた?、どう考えた?」と
「質問内容」を考え、それぞれのグルーブの質問に、簡潔明瞭に答えてくださるものでした。
資料を読んで・・・私は、
1つめの「要望書の行間を読む」と、3つめの「二人三脚」は、普段実践していることと重ね合わせ、
すぐに感想を想い浮かべることができました。
しかし、2つめの「普通でちょうどいい」は、そうではありませんでした。
近作3例のスライドを見せていただき、どれも素晴らしい(一言では言えませんがあえて)
住まいばかりで、「どこが普通やねん!」と、突っ込みをいれたくなるような・・・。
質問でも、その「普通」をもう少し詳しく聞かれていた方もおられたぐらい。
でも、お話しを聞いてそう言えば、と思ったことが二つ。
一つは、「無理や無駄をせずに、必要とされる機能からデザインする」
これは、私が設計を進める上で一番ベースにおいている考えで、
デザインとは、プラン二ング、外観・室内のイメージ、素材選び全般のプロセスを意味しています。
もう一つは、以前地元の情報誌に寄稿した内容のこと。そこでは、ある家づくりのことを綴っており、
結びに、「住む人が安心して暮らせる、快適で住み心地のよい、住み手が心身ともに豊かになる”普通の家”をつくる努力をしていこう。」と書いたこと。
バショがもつ力、モノの価値、ヒトの想いを自然とくみ取ることができれば、
「普通」が具現化されるのかもしれない。
どうなんでしょう? 中村先生

帰りに、先生の本にサインをいただいたのですが、時間も押したくさん並んでいらしゃるのに、一文字づつ非常に丁寧書いてくださり、先生のお人柄と、物事に向き合う姿勢を感じさせていただきました。
感想の続きは、又の機会に。
私の好きな建築家の一人、中村好文さんの設計塾に参加するためです。
もちろん、感想は、行って良かった!
これまで、住宅設計をする上での考え方、気をつけていること、感じていることが、
より明確になったからです。

今日のお話しの真ん中にあったのは、
1.要望書の行間を読む
2.普通でちょうどいい
3.二人三脚
また、先生の進め方もおもしろかった!
受付後、会場に入ると、くじ引きで決まった席に着き(これが自動的にグループ分けされていて)
まずは、先生の前述の3つの設計作法が綴られた資料(本から抜粋)を読み、
自分なりの感想をいだき、そのグループで意見交換をする。
そして、近作3例の住まいのお話しを聞かせていただき、
その後、休憩を取りながらグループで「どう見た?、どう聴いた?、どう感じた?、どう考えた?」と
「質問内容」を考え、それぞれのグルーブの質問に、簡潔明瞭に答えてくださるものでした。
資料を読んで・・・私は、
1つめの「要望書の行間を読む」と、3つめの「二人三脚」は、普段実践していることと重ね合わせ、
すぐに感想を想い浮かべることができました。
しかし、2つめの「普通でちょうどいい」は、そうではありませんでした。
近作3例のスライドを見せていただき、どれも素晴らしい(一言では言えませんがあえて)
住まいばかりで、「どこが普通やねん!」と、突っ込みをいれたくなるような・・・。
質問でも、その「普通」をもう少し詳しく聞かれていた方もおられたぐらい。
でも、お話しを聞いてそう言えば、と思ったことが二つ。
一つは、「無理や無駄をせずに、必要とされる機能からデザインする」
これは、私が設計を進める上で一番ベースにおいている考えで、
デザインとは、プラン二ング、外観・室内のイメージ、素材選び全般のプロセスを意味しています。
もう一つは、以前地元の情報誌に寄稿した内容のこと。そこでは、ある家づくりのことを綴っており、
結びに、「住む人が安心して暮らせる、快適で住み心地のよい、住み手が心身ともに豊かになる”普通の家”をつくる努力をしていこう。」と書いたこと。
バショがもつ力、モノの価値、ヒトの想いを自然とくみ取ることができれば、
「普通」が具現化されるのかもしれない。
どうなんでしょう? 中村先生

帰りに、先生の本にサインをいただいたのですが、時間も押したくさん並んでいらしゃるのに、一文字づつ非常に丁寧書いてくださり、先生のお人柄と、物事に向き合う姿勢を感じさせていただきました。
感想の続きは、又の機会に。
Posted by miyamura at 23:02│Comments(0)
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